Webスクレイピング入門|Difyで簡単データ収集!
学習ポイント
- Difyにおける「チャットフロー」と「ワークフロー」の決定的な違い
- Web Scraperノードを使用してURLからテキスト情報を抽出する設定方法
- LLMノードとAPIプロバイダーの連携、およびシステムプロンプトの基礎
Difyのワークフロー機能を使用して、特定のURLを入力するとその内容をAIが解析して出力するシンプルな自動化ツールを作成します。
1. フローの開始と入力設定
ワークフローの起点となる「開始」ノードを設定します。今回はURLを入力として受け取るため、入力フィールドに「単文(Short Text)」を追加し、変数名を「URL」とします。この際、URLは長くなる可能性があるため、最大長を256文字(上限値)に設定しておくのがポイントです。
2. Web Scraperによる情報取得
次に「Web Scraper」ツールを追加します。これは指定されたURLの内容をテキストとして抽出するノードです。「入力変数」の設定欄で「/(スラッシュ)」を入力し、先ほど作成した開始ノードの「URL」変数を選択して紐付けます。
3. LLM(大規模言語モデル)の連携とプロンプト設定
抽出したテキストを処理するために「LLM」ノードを追加します。ここで使用するモデル(GPT-4等)を選択し、プロンプトを記述します。
**ユーザーメッセージ**: `{{text}}`(Web Scraperからの出力を参照)を設定します。
**システムメッセージ**: AIの役割(例:「あなたは優秀な秘書です」)や、要約・解析などのタスクを指示します。
※注意:API連携(モデルプロバイダー設定)が未完了の場合は、設定画面からAPIキーの登録が必要です。
4. 終了ノードと動作確認
最後に「終了」ノードを配置します。「出力変数」を設定し、LLMノードで生成された「text」を選択することで、最終的な回答が表示されるようになります。右上の「実行」ボタンから実際にURLを入力し、フローが正しく動くかテストします。エラーが出る場合は「実行追跡」機能で、どのノードの入出力に問題があるかを確認できます。
紹介されたツール・サービス
**Dify**: オープンソースのAIアプリケーション開発プラットフォーム
**Web Scraper**: Webサイトから情報を取得するツール
**OpenAI / Gemini**: LLMプロバイダー(API連携が必要)
**Tavily Search**: 高度な情報取得が可能なAI検索API(補足として紹介)