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📚 Claude Code 基礎講座

第14回|大量ファイルの一括変換 — 100枚の画像リサイズ

このレッスンのゴール

このレッスンのゴール

このレッスンのゴール

Claude Codeを使って、画像の一括リサイズや形式変換ができるようになること。手動で100回繰り返す作業を、1回の指示で終わらせる「自動化」を体感すること。


実際の業務シーンを想像してみてください

業務シーン

業務シーン

こんな状況になったことはありませんか?

  • 写真を100枚、Webサイト用にリサイズしたい

  • PNG画像を全部JPEG形式に変換したい

  • ファイル名がバラバラで統一したい

1枚ずつ画像編集ソフトで開いて、サイズを変更して、保存して......。100枚あったら、何時間かかるでしょうか。想像しただけで気が遠くなりますよね。

今日は、これを1回の指示で終わらせます。


まずツールを準備してもらう

ツールのインストール

ツールのインストール

画像をリサイズするには、パソコンに画像処理用のツールが必要です。でも、自分でインストール方法を調べる必要はありません。Claude Codeに任せましょう。

まず、ターミナルを開いてClaude Codeを起動します。

  • Macの方: Cmd + Space → 「ターミナル」と入力して Enter

  • Windowsの方: スタートメニューから「PowerShell」で検索

ターミナルが開いたら、以下を打ち込んで Enter を押します。

claude

画面に「Claude Code」の表示が出てきたら、準備完了です。

Claude Codeが起動した状態で、キーボードで以下をそのまま打ち込みます。

画像のリサイズや変換をしたいんだけど、必要なツールをインストールして

Claude Codeが許可を求めてきたら「Allow」を左クリックしてください。

画面に英語のメッセージがずらっと流れます。これはツールをダウンロードしてインストールしている様子です。少し時間がかかることがありますが、焦らず待ちましょう。カーソルが戻ってきて、エラーっぽい赤い文字が出なければ成功です。

確認してみましょう: Claude Codeが「インストールしました」「完了しました」のようなメッセージを表示していればOKです。

Claude Codeが ImageMagick(イメージマジック) というツールをインストールしてくれます。ImageMagickは、プロのエンジニアも使っている画像処理ツールです。

名前は覚えなくて大丈夫です。Claude Codeが裏で使ってくれるだけなので、皆さんが直接操作することはありません。「そういうツールが入ったんだな」くらいの認識でOKです。

赤い文字でエラーが出た場合は: Claude Codeに「このエラーが出たんだけど、どうすればいい?」と聞いてみてください。パソコンの環境によって追加の手順が必要なことがありますが、Claude Codeが案内してくれます。


画像を一括リサイズしてみよう

一括リサイズ

一括リサイズ

準備: imagesフォルダに画像を入れる

デスクトップに images というフォルダを作って、リサイズしたい画像を入れてみてください。フォルダの作り方は、デスクトップ上で右クリックして「新しいフォルダ」を選ぶか、Claude Codeに「デスクトップにimagesフォルダを作って」とお願いしてもOKです。

手元に画像がなければ、Claude Codeに用意してもらうこともできます。キーボードで以下をそのまま打ち込みます。

デスクトップにimagesフォルダを作って、テスト用のカラフルな画像を5枚作成して入れて

Claude Codeが許可を求めてきたら「Allow」を左クリックしてください。

確認してみましょう: デスクトップに「images」フォルダが出来ていて、中に画像ファイルが入っていればOKです。

画像の作成がうまくいかない場合は: ネット環境やパソコンの設定によっては、テスト画像を自動で作れないこともあります。その場合は、以下のどちらかで代用してください。

  • 自分のスマホで撮った写真を5枚ほど、imagesフォルダにコピーして入れる

  • パソコンの「写真」「ピクチャ」フォルダから適当な画像を5枚ほどコピーして入れる

画像の種類は何でもOKです。風景でも食べ物でも、なんでも構いません。

一括リサイズ

画像が準備できたら、いよいよ一括リサイズです。キーボードで以下をそのまま打ち込みます。

デスクトップのimagesフォルダの画像を全部、幅800pxにリサイズして

ここで出てきた「px(ピクセル)」というのは、画像の大きさを表す単位です。画面上の小さな点(ドット)1つが1ピクセルです。「幅800px」というのは「横幅を800ドット分の大きさにして」という意味です。具体的にイメージすると、だいたいスマホの画面幅くらいの大きさです。一般的なWebサイトに載せる写真としてちょうどいいサイズですね。

今は「画像のサイズを指定する数字なんだな」とわかっていれば大丈夫です。

たったこれだけの指示です。Claude Codeが許可を求めてきたら「Allow」を左クリックしてください。

画面に英語のメッセージが流れます。1枚ずつ処理しているので、画像の枚数分だけメッセージが表示されます。全部終わると止まって、カーソルが戻ってきます。エラーっぽい赤い文字が出なければ成功です。

Claude Codeがフォルダ内の画像を1枚ずつ処理して、全部を幅800pxにリサイズしてくれます。100枚あっても、指示は1回だけです。

確認してみましょう: Claude Codeが「完了しました。○枚の画像をリサイズしました」のように報告してくれます。imagesフォルダを開いて、画像のサイズが変わっていることを確認してみてくださいね。Macの場合、画像を右クリック →「情報を見る」でサイズを確認できます。

うまくいかない場合は: 「画像が見つかりません」というエラーが出たら、フォルダの場所やフォルダ名が合っているか確認してください。Claude Codeに「デスクトップのimagesフォルダの中身を見せて」と聞けば、フォルダの状態を教えてもらえます。


画像形式の変換もできる

形式変換

形式変換

リサイズだけでなく、画像の形式変換もできます。

PNG → JPEG に一括変換

キーボードで以下をそのまま打ち込みます。

imagesフォルダのPNG画像を全部JPEGに変換して

Claude Codeが許可を求めてきたら「Allow」を左クリックしてください。画面にメッセージが流れて、変換が完了します。

確認してみましょう: imagesフォルダの中に、.jpg という拡張子のファイルが出来ていればOKです。

なぜ形式変換するのか

ここで少しだけ背景を説明しますね。画像にはいくつかの形式(フォーマット)があります。

形式

特徴

向いている用途

PNG(ピング)

きれいだがファイルサイズが大きい

ロゴ、イラスト

JPEG(ジェイペグ)

ファイルサイズが小さい

写真、Webサイト

身近な例でいうと、PNGは「高画質だけど重たい荷物」、JPEGは「少し画質を妥協して軽くした荷物」のようなイメージです。Webサイトに写真を載せるなら、JPEGの方がファイルサイズが小さくなるので、ページの表示が速くなります。

100枚のPNG画像を手動で1枚ずつJPEGに変換するのは大変ですが、Claude Codeなら1回の指示で終わります。

今はすべてを理解しなくても大丈夫です。「画像の形式には種類があって、用途によって使い分ける」ということだけ知っておいてください。


ファイル名の一括処理と組み合わせる

応用例

応用例

画像のリサイズや変換と、ファイル名の変更を組み合わせることもできます。ここがレベル2の醍醐味です。

応用例: リサイズ + リネーム + 形式変換を一度に

キーボードで以下をそのまま打ち込みます。

imagesフォルダの画像を全部、以下の条件で処理して
- 幅800pxにリサイズ
- JPEG形式に変換
- ファイル名を photo_001.jpg, photo_002.jpg, ... のように連番にする
- 結果は images_web フォルダに保存して

Claude Codeが許可を求めてきたら「Allow」を左クリックしてください。

画面に英語のメッセージがたくさん流れます。リサイズ、変換、リネーム、保存先の作成......と、複数の処理を順番にやってくれています。少し時間がかかりますが、じっくり待ちましょう。全部終わると止まります。

1回の指示で、リサイズ・変換・リネーム(ファイル名の変更)・保存先の指定まで全部やってくれます。

確認してみましょう: デスクトップに「images_web」フォルダが出来ていて、中に「photo_001.jpg」「photo_002.jpg」......と連番でファイルが並んでいればOKです。

手動でやったら何時間もかかる作業が、指示を書いて送信するだけ で完了します。

エラーが出た場合は: Claude Codeに「途中でエラーが出たんだけど」と伝えれば、原因を調べて対処してくれます。最初からやり直しても大丈夫です。元の画像は残っているので、壊れたりする心配はありません。


レベル1からの成長を振り返る

成長の振り返り

成長の振り返り

ここで、レベル1との違いを改めて確認しておきましょう。

レベル1

レベル2

対象

1つのファイル

フォルダ内の全ファイル

指示

「このファイルをリネームして」

「このフォルダの画像を全部リサイズして」

処理数

1回

数十〜数百回分を一気に

複雑さ

シンプル

複数の条件を組み合わせられる

レベル1では「1つのファイルに1つの操作」でした。レベル2では「大量のファイルに、複数の操作を一気に」できるようになりました。

手動で100回繰り返す作業を、1回の指示で終わらせる。これが「自動化」です。

ここまでできるようになった皆さん、すごいですよ。


画像以外にも使えるパターン

応用パターン

応用パターン

今日やった「フォルダ内のファイルを一括で処理する」パターンは、画像以外にもいろいろ使えます。いくつか例を紹介しますね。

やりたいこと

指示の例

PDFを全部テキストに変換

「このフォルダのPDFを全部テキストファイルに変換して」

動画のサムネイル一括作成

「このフォルダの動画から全部サムネイルを切り出して」

Excelを全部CSVに変換

「このフォルダのExcelファイルを全部CSVに変換して」

共通しているのは、「このフォルダの○○を全部、△△して」 という指示のパターンです。このパターンを覚えておけば、さまざまな一括処理に応用できます。

今は「こういうこともできるんだな」と知っておくだけで大丈夫です。実際に必要になったときに、このパターンを思い出してClaude Codeに頼んでみてください。


まとめ

まとめ

まとめ

  • 画像処理ツール(ImageMagick)のインストールもClaude Codeに任せられる

  • 「imagesフォルダの画像を全部、幅800pxにリサイズして」 で一括リサイズ

  • px(ピクセル)は画像サイズの単位。800pxはだいたいスマホの画面幅くらい

  • PNG→JPEGの形式変換、連番リネームなど、複数の処理を組み合わせられる

  • レベル1(1つのファイル操作)→ レベル2(大量ファイルを一気に処理)への成長

  • 「このフォルダの○○を全部、△△して」 のパターンは、画像以外にも応用できる

  • エラーが出ても大丈夫。元のファイルは残っているので、やり直しがきく

次回は、レベル1とレベル2の全体を振り返ります。ここまでの知識だけでも仕事が変わることを実感しつつ、いよいよレベル3(アプリ開発)への橋渡しをしていきます。