第22回: Telegram Bot作成 — BotFatherで秘書を作る
この回で学ぶこと
Telegramアプリのインストール方法
BotFatherを使ったBot作成手順
Botトークンの保管ルール
Botのプロフィール設定
前回のおさらい
前回、5つの主要チャネルを比較した。Telegramはセットアップが最も簡単で、メッセージ無制限・無料、OpenClaw公式対応。まずTelegramで秘書と繋がることに決めた。
Telegramアプリのインストール
Telegramを使うには、まずアプリをインストールする必要がある。
iPhone — App Storeで「Telegram」を検索してインストール
Android — Google Playで「Telegram」を検索してインストール
Mac / Windows —
desktop.telegram.orgからデスクトップ版をダウンロード
アカウント作成には電話番号が必要。SMSで認証コードが届くので、それを入力すれば登録完了。メールアドレスだけでは登録できない。
スマホとPCの両方にインストールしておくのがおすすめ。 この後の作業で、PCでコピーした文字列をスマホに送る場面が出てくる。両方にTelegramが入っていれば、「保存済みメッセージ」機能で自分宛にメモを送れるので、コピペが楽になる。
BotFatherでBotを作成する
Telegramには「BotFather(ボットファーザー)」という公式Botがいる。名前のとおり「Botのお父さん」で、新しいBotを産み出してくれる存在。
やることは、このBotFatherとチャットするだけ。プログラミングは一切不要。
手順:
Telegramの検索バーで
@BotFatherを検索する(青いチェックマーク付きの公式アカウント)BotFatherとのチャットを開き、画面下の 「Start」ボタンをタップする(または
/startと入力して送信)/newbotと送信する「Alright, a new bot. How are we going to call it?」と聞かれるので、Botの表示名を入力する(例: 「マイ秘書」。日本語OK。後から変更できる)
「Good. Now let's choose a username for your bot.」と聞かれるので、Botのユーザー名を入力する
ユーザー名のルール:
末尾が
botで終わる必要がある(例:my_hisho_bot、MyHishoBot、どちらでもOK)使える文字は英字・数字・アンダースコア( _ )のみ。日本語は使えない
5〜32文字の長さ
一度決めたら変更できないので、慎重に選ぶこと
ユーザー名が使えれば、作成完了のメッセージと一緒にトークンが表示される
トークンとは?
トークンは、こんな見た目の長い文字列:
270485614:AAHfiqksKZ8WmR2zSjiQ7_v4TMAKdiHm9T0
(読み飛ばしてOK:前半の数字がBotのID、コロンの後ろが秘密の鍵。この2つがセットで1つのトークンになっている)
このトークンは秘書の部屋の鍵にあたる。トークンを知っている人は、誰でもこのBotを操作できてしまう。つまり、漏れたら他人があなたの秘書を乗っ取れるということ。
守るべきルール:
トークンをコピーして安全な場所に保存する(メモアプリやパスワードマネージャー)
SNSやチャットでトークンを絶対に共有しない(スクリーンショットにも注意)
もし漏洩してしまったら、BotFatherに
/revokeと送信する。古いトークンはその瞬間に無効化され、新しいトークンが発行される
Botのプロフィール設定
Botの見た目をカスタマイズすると、秘書としての愛着が湧く。BotFatherに以下のコマンドを送ることで設定できる。
/setuserpic— アイコン画像の設定。好きな画像をアップロードする。秘書のアバターになる/setname— 表示名の変更。最初に設定した名前を後から変えたいときに使う/setdescription— 紹介文の設定。新しいユーザーがBotとのチャットを開いたときに最初に表示される説明文(512文字まで)。例: 「あなたの24時間AI秘書です。何でも聞いてください」/setabouttext— プロフィール欄の設定。Botのプロフィールページに表示される短い説明(120文字まで)。例: 「OpenClawで動くAI秘書」
これらはすべて任意の設定であり、後からいつでも変更できる。まずはアイコン画像だけでも設定しておくと、チャット画面が華やかになる。
まとめ
TelegramアプリをスマホとPCの両方にインストールした
BotFatherとチャットするだけで、自分専用のBotが作成できた
トークン(秘書の部屋の鍵)を安全な場所に保存した
Botのアイコンや紹介文を設定した
手元にはBotトークンがある。次回、このトークンを使ってOpenClawとBotを接続し、スマホから秘書に話しかけられるようにする。
ゴール状態
Telegram Botが作成されている
Botトークンを安全に保存している
Botのプロフィールが設定されている