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📚 OpenClaw基礎講座

第19回: 日次ログと記憶の自動蓄積

※この動画はローカルに存在しません(配信元で削除/非公開)

この回で学ぶこと

- 日次ログの自動蓄積の仕組み

- 過去の会話を検索する方法

- メモリを活用した効果的な質問の仕方

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前回のおさらい

MEMORY.mdは秘書の長期記憶ファイル。プロジェクトの進捗、好み、重要な判断など、ずっと覚えておいてほしい情報を自分で整理して書く。会話の中で「覚えて」と頼めば秘書が書いてくれる。サイズは8KB以下に収めるのが目安。

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日次ログの仕組み

MEMORY.mdとは別に、OpenClawは毎日の会話を自動で記録している。memory/ フォルダに YYYY-MM-DD.md(例: 2026-03-06.md)という日付ファイルが自動生成される。

このファイルには、その日の**会話がそのまま記録される**。要約ではなく、やりとりの全文が残る。ユーザーが何もしなくても、秘書が勝手に記録してくれる。

```

memory/

├── MEMORY.md ← 手動の長期記憶(自分で整理)

├── 2026-03-04.md ← 3月4日の会話ログ(自動・全文)

├── 2026-03-05.md ← 3月5日の会話ログ(自動・全文)

└── 2026-03-06.md ← 今日の会話ログ(自動・全文)

```

> MEMORY.mdと日次ログの使い分け: MEMORY.mdは「ずっと覚えておくべき重要情報」、日次ログは「その日の会話の全記録」。MEMORY.mdが辞書なら、日次ログは日記。

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記憶の読み込みと古い記憶の扱い

秘書が起動するとき、自動的に読み込まれるのは**当日の日次ログ**と**MEMORY.md**。つまり、今日の会話と長期記憶は常に秘書の頭に入っている。

では、先週や先月の会話はどうなるのか。

古い日次ログはそのままフォルダに残り続けるが、秘書が常に全てを頭に入れているわけではない。代わりに、必要なときに**過去のログを検索して思い出す**仕組みになっている。

さらに、古い会話には**30日の半減期**がある。30日経つと、元の会話ログは残したまま、自動で要約・整理される。人間の記憶と同じで、最近の出来事は鮮明に覚えているが、古い出来事は「大まかな内容」として記憶されるイメージ。

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過去の記憶を使った会話

日次ログがあることで、秘書はセッション(1回の会話)を超えた対話ができる。

例えば以下のような質問に答えられる:

- 「先週話したプロジェクトの件、進捗どうだっけ?」 → 先週の日次ログから該当の会話を探し出して回答する

- 「あの件」「例の件」 → 直近の会話の文脈から「あの件」が何を指すかを推測して答える

- 「先月、ミーティングについて何か話したっけ?」 → 過去の日次ログを横断的に検索して回答する

第17回で学んだ通り、ChatGPTやClaude Codeにも記憶機能はあるが、OpenClawの強みは「記憶 × 自律動作」の組み合わせ。記憶を持つだけでなく、秘書が自分から記憶を参照してリマインドや報告をしてくれる(Part 6で学ぶ)。

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記憶の検索テクニック

秘書に過去の情報を思い出してもらうとき、特別なコマンドは必要ない。普通に話しかけるだけでよい。秘書が質問の内容から「過去の記憶を探す必要がある」と判断したら、自動的に検索してくれる。

ただし、聞き方を工夫すると、より的確な情報が返ってくる。

| 聞き方 | 用途 | 例 |

| --- | --- | --- |

| 日付を指定する | 特定の日の会話を知りたい | 「3月1日に何を話した?」 |

| キーワードを入れる | 特定のテーマを探したい | 「"予算" について過去に何か話した?」 |

| 期間を絞る | まとまった振り返り | 「先週1週間の会話をまとめて」 |

| 曖昧に聞く | 何となく覚えているとき | 「最近、旅行の話をしなかった?」 |

4つ目の「曖昧に聞く」ができるのがOpenClawの記憶の面白いところ。第17回で学んだ「意味検索」のおかげで、正確なキーワードを覚えていなくても、意味が近い会話を探し出してくれる。

検索がうまくいかないとき:

- 「最近」だけでは範囲が広すぎる → 「先週」「3月に」など期間を絞る

- 抽象的すぎる質問 → 具体的なキーワードを1つ添える(「あの件」→「あの予算の件」)

- 古すぎる記憶 → 30日以上前の内容は要約されているため、細部が失われている可能性がある

ゴール状態

- 日次ログが自動で蓄積されることを確認した

- 過去の会話を自然に引き出す方法を知っている

- 効果的な聞き方のパターンを把握している