Gmail返信スレッド下書き自動作成入門
学習ポイント
- n8nでGmailの特定フィールド(件名・本文・ID)のみを抽出・整理する方法
- LLM(Gemini等)を使用してビジネス文書を自動生成するプロンプト設定
- Gmail APIの仕様に合わせたMIME形式やBase64へのエンコード手順
この動画では、n8nを使用して受信したGmailに対してAIが返信文を作成し、元のメールと紐付いたスレッド形式で下書き保存する高度なワークフローを解説します。
データの抽出と整理 (Edit Fields)
Gmailトリガーで取得した膨大な情報から、返信に必要な「件名(Subject)」「本文(Text)」「Message-ID」「Thread-ID」「送信元アドレス」のみをEdit Fieldsノードで抽出します。これにより、後続のAI処理やデータ成形がスムーズになります。特にスレッド形式を維持するためには、Message-IDとThread-IDの保持が不可欠です。
AIによる返信文生成 (Basic LLM Chain)
抽出した本文データをGeminiなどのLLMに渡し、ビジネス記述に則った返信案を作成させます。プロンプト内で「ビジネス文章で」「結果のみ出力」といった制約を設けることで、そのまま下書きとして使える精度を高めます。
Gmail API向けのデータ成形 (Code & Base64)
生成された文章をGmail APIが受け取れる形式に変換します。具体的には、Markdown形式をHTMLへ変換し、さらに「MIME」と呼ばれるメール規格の構造に整えた後、Base64(URL-safe)形式でエンコードします。この工程を通すことで、Gmail上で正しく改行やスレッド表示が再現されます。
HTTP Requestによる下書き保存
最後に、n8nのGeneric OAuth2認証を利用してGoogle APIのエンドポイント(`/drafts`)にリクエストを送信します。作成したBase64文字列をJSONに含めて送信することで、Gmailの画面上に「AIが書いた返信案」が自動でセットされます。
**紹介されたツール・サービス**
n8n (オートメーションプラットフォーム)
Gmail / Google Cloud Console (API連携)
Gemini (Google AI) / ChatGPT (ロジック確認用)