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📚 OpenClaw基礎講座

第24回: Telegramを使いこなす — 画像・ファイル・ボタンUI

※この動画はローカルに存在しません(配信元で削除/非公開)

この回はレクチャー動画はありません。テキストのみとなります。

この回で学ぶこと

  • テキスト以外のやりとり(画像・音声・ファイル)の送受信

  • ボタンUIによるインタラクション

  • Telegramならではの便利機能


前回のおさらい

前回、OpenClawとTelegram Botを接続し、スマホから秘書にテキストメッセージを送って会話できるようになった。今回はテキスト以外のやりとり(画像・音声・ファイル・ボタン)を扱う。


画像の送信と分析

Telegramでは、テキストだけでなく画像も秘書に送ることができる。スマホで撮った写真をそのまま秘書に渡して「これ何?」と聞けるということ。

OpenClawには、テキスト用と画像用で2つのAIモデルを使い分ける仕組みがある。画像が送られてきたら、自動的に画像認識ができるモデルに切り替わる。特に自分で切り替え操作をする必要はない。

活用例:

  • スマホで撮った写真を送って「この写真に何が写っている?」と聞く → 画像認識で内容を説明してくれる

  • 名刺の写真を送って「連絡先情報を読み取って」と頼む → 文字を読み取ってテキストで返してくれる

  • 手書きメモの写真を送って「テキストに起こして」と依頼する → デジタルテキストに変換される

  • グラフや図表の画像を送って「この数値を読み取って」と指示する → データを解釈して回答する

文字の読み取り(OCR)は、専用の機能があるわけではなく、AIモデルの画像認識能力で実現している。 Claude SonnetやGPT-4oなどの上位モデルほど認識精度が高い。手書きの癖が強い文字や、解像度が低い画像は読み取れないこともある。


音声メッセージの送信

Telegramのマイクボタンを長押しして録音した音声メッセージも、秘書に送ることができる。OpenClawが自動で文字に起こしてから処理してくれる。

つまり、歩きながらスマホに向かって話しかけるだけで、秘書に指示が出せる。キーボードを打つ必要がない。

例えば「明日の会議の準備事項をまとめて」と声で伝えれば、秘書がその音声をテキストに変換し、内容を理解して回答を返してくれる。

音声の文字起こしには、OpenAIのWhisperやDeepgramなどの技術が使われている(読み飛ばしてOK:どの技術を使うかはOpenClawが自動で判断する。自分で設定する必要はない)。

注意点:

  • 音声ファイルのサイズ上限は20MB(通常の音声メッセージなら十分)

  • 日本語の文字起こし精度はモデルによって差がある


ファイルの送信と処理

Telegramのファイル添付機能を使って、ドキュメントを秘書に送ることもできる。

PDFファイルは標準対応。 PDFを送って「要約して」「重要なポイントを3つ教えて」と頼めば、内容を読み取って回答してくれる。契約書や報告書をスマホから送るだけでAIが処理してくれるので、PCを開く必要がない。

ただし、ExcelやWordファイルはそのままでは処理できない。 これらを扱うには追加のプラグイン(拡張機能)が必要になる。現時点ではPDFが最も確実に動くファイル形式。

ファイルサイズの制限:

  • 受信(秘書に送る): 20MBまで(Telegram Bot APIの制限)

  • 送信(秘書から受け取る): 50MBまで

通常のPDFであれば問題ないサイズだが、画像が大量に含まれた重いPDFは制限に引っかかることがある。


ボタンUI(インラインキーボード)

Telegramには「インラインキーボード」という機能がある。秘書がメッセージと一緒にボタンを表示し、タップするだけで回答できる仕組み。

活用例:

  • 秘書が「次の会議の議題を選んでください」と3つのボタンを提示する → タップで選択

  • 「今日のランチはどれにしますか?」→ 「和食」「洋食」「中華」のボタンが表示される

  • 「この下書きで問題ありませんか?」→ 「OK」「修正する」のボタンで回答する

ボタンUIを使うと、テキストを打つ手間が省ける。特にスマホでの片手操作が快適になる。

ボタン機能は openclaw.json の設定で有効にする:

{
  "channels": {
    "telegram": {
      "capabilities": {
        "inlineButtons": "allowlist"
      }
    }
  }
}

設定値の意味:

  • "off" — ボタンを使わない

  • "dm" — 個人チャットでのみ使用

  • "allowlist" — 許可されたユーザーのみ(デフォルト)

  • "all" — すべてのチャットで使用


まとめ

  • 画像 — スマホで撮った写真を送るだけで、AIが内容を認識して回答してくれる

  • 音声 — マイクボタンで話しかけるだけ。自動で文字起こしされて秘書に伝わる

  • PDF — ドキュメントを送れば要約・分析してくれる(Excel/Wordは追加プラグインが必要)

  • ボタン — 選択肢をタップで回答できる。スマホ操作が快適になる

次回は、Telegram以外のチャネル(Discord・LINE・Slack)への展開方法を概要レベルで紹介する。

ゴール状態

  • 画像・音声・ファイルを秘書に送って処理してもらえることを知っている

  • ボタンUIの存在と設定方法を知っている

  • Telegram経由でのコミュニケーションの幅が広がった